今は辛抱の時、引き続き感染予防に努めてください。
2020年3月7日 11時44分臨時休校中初めての週末を迎えました。昨日のホームページでも紹介しましたが、時間の流れが止まっている感じが私自身はしています。皆さんはいかがですか?
新型コロナウィルス感染症ですが、愛媛県は2名の感染者の方の確認以降、今日の新聞に「感染拡大見られず」との見出しで掲載されていましたが、ここ数日全国で初の感染者が確認された県も数県あり、全国規模で見ると感染が治まってきているとは言えない状況です。
昨日の会見で中村時広知事が「県内で不特定多数の感染は確認されていないことを冷静に受け止めてほしい。」「犯人捜しのような言葉が飛び交っていると聞いており大変残念。」西日本豪雨で学んだ温かい気持ちを発揮してほしいと呼び掛けた、との記事が掲載されていました。
また、県のホームページでは、知事が「感染者や下船者、検査を受けた方は我々と同じ普通の県民。地域社会や人の輪から遠ざけず、『大変だったね』と声を掛けてほしい。ウイルスを過度に恐れ、地域でともに生きる方々を攻撃・排除したり傷つけたりせず、今こそ人を思いやり、手を取り合って不安と聞きに対処していこう」というメッセージが掲載されています。
こういう記事・メッセージが出る時点ですごく寂しい思いになります。もし、自分自身が感染者だったら、自分の家族が感染したら、自分の親しい人が感染したら、自分の身に置き換えたら取るべき言動は見えてくるのではないかと、思っています。
ウイルスを過度に恐れることはないと思いますが、それは予防をしなくていいということではありません。内中生の皆さん、そこをはき違えないようにしていきましょう。今は私たちにとって大事なことは何か。それは「3年生受検生全員が無事に入試を受検できること」、「卒業式・修了式・離任式を全員で無事迎えられること」、「令和2年度のスタートが予定通り無事迎えられること」、「家族が健康に過ごせること」だと思います。
自分が今取るべき言動は何か、再確認しましょう。軽率な言動で、誰かを傷つけたり、悲しませたりすることがありませんように。